こんにちは、HIRAKAWAです。
何度も納豆にチャレンジしている。食べる事できるが、美味しいと思った事がなく手を出しません。
しかし、新しい食べ方に出会えたらチャレンジしております。
下記の記事に出会えたので、ご紹介します。
普段、何気なく食べている納豆も、意外と知らないNGな食べ方があるといわれている。例えば、納豆は熱いご飯の上に乗せて食べると栄養面で効果が薄れてしまうのだそうだ。
このような納豆のNGな食べ方や、おすすめの美味しい食べ方について、全国納豆協同組合連合会の専務理事である松永進さんに詳しく聞いてみた。
■納豆の栄養効果とは?
納豆は、大豆を納豆菌で発酵させてつくる発酵食品である。その発酵によって生み出される「ムチン」という粘り成分や、納豆菌そのもの、そして、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、シピコリン酸、ポリグルタミン酸など納豆の発酵によって、これらの成分が機能的に働く。
糖とたんぱく質がくっついて合成される「ムチン」は、胃の粘膜を保護して消化・吸収を促進させる。栄養分が多く取り込めるようになれば、皮膚の再生に役立ち、美肌効果が見込める。
納豆菌は、腸内で善玉菌として働き、便通促進、風邪予防などに役立つ。
その他の成分も、中性脂肪抑制やダイエット、高血圧予防、疲労回復、免疫力強化、老化防止、風邪・インフルエンザ予防、抗酸化作用・抗ガン効果など、非常に幅広い機能が期待できる。
まさに納豆は栄養の宝庫で、毎日1パックは必ず食べたい食品といえる。
■実は美味しさが損なわれる納豆の食べ方
しかし、そんな納豆の豊富な栄養をきちんと摂取するためには食べ方に気をつけなければならない。食べ方によっては、その栄養成分が損なわれてしまうこともあるという。全国納豆協同組合連合会の専務理事である松永進さんに、納豆の栄養や美味しさが損なわれる食べ方を挙げてもらった。
●常温にして食べる
「納豆を食べるとき、冷蔵庫から出してしばらく置いてから食べたり、お弁当などに入れたりして食べると、再発酵が進み、粘りが損なわれて糸引きが不十分になります。また、納豆独自のアンモニアなどの臭気が発生して、美味しさが損なわれることもあります。またチロシンというじゃりじゃりとした食感のアミノ酸結晶が生じ、食味も損なわれます。できるだけ常温にさらさず、再発酵が起きないようにするのがいいでしょう」(松永さん)
●加熱して食べる
「納豆のネバネバ部分に含まれる、酵素のナットウキナーゼは熱に弱いため、熱したり、熱いご飯の上に乗せたりするとその機能が期待できなくなります。また、納豆を加熱調理すると臭気が生じてしまうので、あまりおすすめしませんが、伝統的な調理法としては納豆汁というものがあります。納豆汁は叩いた納豆を、最後にお味噌汁に入れる、というのが正しい作り方です。もちろん、この場合も酵素が熱分解されてしまいます」(松永さん)
●酢を加える
「あまりされる方はいないかもしれませんが、納豆に酢を加えると、糸が壊れてしまいます。粘りが欲しい方は、酢を加えるのはやめたほうがいいでしょう」(松永さん)
■納豆のおすすめの食べ方
では、納豆はどのように食べると美味しく、栄養的にも良いのだろうか? おすすめの食べ方や、効果的な食べ合わせなどを松永さんに伺った。
●サラダなどにかけて、ビタミンCと組み合わせる
「納豆の栄養素で不足しているのが、ビタミンCです。大根おろしやキャベツの千切りなどのサラダ類に、納豆をドレッシング的にかけて食べるのは良い方法です。おすすめは、ビタミンCの含まれるトマトを使った納豆サラダですね。納豆は甘みと相性がいいので、トマトも酸味より甘みの強いものと合わせるのがおすすめです。納豆は油とも相性が良いので、オリーブオイルをかけるとより美味しくいただけますよ」(松永さん)
●油を加えてイタリア風・中華風などに
「納豆は油との相性も抜群です。オリーブオイルでイタリア風納豆に、ごま油で中華風納豆になります」(松永さん)
●小倉納豆トーストにする
「納豆は甘いものと合わせて食べても美味しいです。納豆を小倉餡と一緒にあえて、バターを塗ったパンに乗せるのがおすすめです。食物繊維が豊富になります」(松永さん)
●大根おろしと組み合わせて粘りを減らす
「納豆の粘りが苦手な場合は、大根おろしなどの水分の多い食材と組み合わせると、粘りが少なくなります」(松永さん)
納豆サラダやオリーブオイル、小倉餡とあえるなど、意外な食べ方が登場した。毎日の納豆に飽きたら、ぜひ試してみたい。
松永 進(まつなが・すすむ)さん
昭和29年から続く、全国納豆協同組合連合会の専務理事を務める(2002 年~)。一般消費者の納豆に関する素朴な質問から、納豆製造事業者のための新規法令の運用手順まで、幅広い知識を有する。納豆業界の健全な発展を望み、日々事業者をサポートしている。
取材・文/石原亜香利
ソース元:(@DIME)
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